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川崎市感染症情報です

暑かったり、寒かったり…
とにかく、体調注意お願いします。

第27週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)手足口病 2)感染性胃腸炎 3)ヘルパンギーナでした。
 手足口病の定点当たり患者報告数は15.27人と前週(8.76人)から増加し、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.84人と前週(6.32人)から減少し、例年より低いレベルで推移しています。
 ヘルパンギーナの定点当たり患者報告数は3.35人と前週(1.81人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
 “腸管出血性大腸菌感染症の報告数が増加しています!”について取り上げました。
 腸管出血性大腸菌感染症は、毒素を産生する遺伝子を持つO157やO26などの大腸菌の感染によって起こる消化器感染症です。
 5月中旬以降、全国的に報告数が増加しており、集団発生事例や死亡事例なども報告されています。川崎市では、集団発生事例の報告はないものの、6月中旬以降毎週1~2名の患者が発生しており、今年は令和元年第27週(7月1日~7月7日)までに計10件の届出がありました。
 例年、気温の上昇とともに患者数が増加するため、引き続き手洗いなどの予防対策を徹底しましょう。
 感染症情報(令和元年第27週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html

坂本 和彦

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